2018.07.27
全国のこだわり食材の魅力を引き出すレシピをご紹介します。
今回は、宮崎県の食材をピックアップしました。
東京・四谷にあるフレンチ割烹、メゾン・ド・ミナミ総料理長のドミニク・コルビさんに教わったのはオオニベのポワレです。
<使用した宮崎食材>
宮崎県の食材視察ツアーで視察した生産者の食材です。今回は宮崎市青島で新鮮な魚介類を飲食店に届ける、株式会社やひろ丸の扱う魚を使っています。1年を通じて様々な魚が水揚げされる水産資源豊富な宮崎県から、活き締めなどの処理をして、魚を新鮮なまま届けています。また、中村商店の野菜もたっぷりと盛り合わせました。
<ドミニク・コルビさんのコメント>
春~夏が旬の、透明感のある白身魚のオオニベは、しっとりとした食感と淡白な味わい。フライパンで表面を香ばしく、中はふんわりと焼き上げ、バターを加え、風味よく仕上げました。中村商店のコリンキー、じゃがいも(ミニ)、赤じゃがいも(ミニ)、甘長ししとう、モロッコインゲン、フルーツコーン、オクラ(ミニ)を使い、見た目も味わいも華やかな一皿になりました。野菜は焼くなど、シンプルに調理して、そのものの味わいを引き出しています。
中村商店の野菜。
株式会社やひろ丸のオオニベの切り身。
バターを加える。
野菜はグリルパンで焼き目をつける。
魚にバターのコクと風味をまとわせる。
オオニベのポワレ
材料(2人分)
オオニベ(切り身)2切れ
コリンキー 1/4本
じゃがいも(ミニ)1個
赤じゃがいも(ミニ)1個
ミニオクラ 1個
モロッコいんげん 1本
甘長ししとう 2本
フルーツコーン1/2本
ほっこりえびすかぼちゃ(スライス) 適量
エディブルフラワー 適宜
オリーブオイル 適量
バター 適量
塩、こしょう 各適量
作り方
1 オオニベに塩、こしょうし、フライパンにオイルを熱し、オオニベを入れて弱めの中火で10分ほど焼く。裏面もさっと焼く。
2 バターを加える。オオニベにスプーンでバターをかけながら、火を入れる。
3 じゃがいも、赤じゃがいもは蒸し、半分に切り、グリルパンで焼き目をつける。モロッコいんげん、ミニオクラはさっと茹で、半分に切る。甘長ししとう、コリンキーは縦半分に切り、グリルパンで焼く。フルーツコーンは茹で、身の部分を削ぐ。かぼちゃは150℃のオーブンで15分ほど加熱する。
4 器に2と3を盛り合わせ、エディブルフラワーを飾る。
総料理長のドミニク・コルビさん。
■株式会社やひろ丸(オオニベの切り身)
宮崎県宮崎市大字加江田4330-1
TEL・FAX:0985-65-2878 http://yahiromaru.jp/
■中村商店(野菜全般)宮崎県宮崎市橘通東4-5-7
TEL・FAX:0985-23-6575 http://yahiromaru.jp/
■メゾン・ド・ミナミ
東京都新宿区荒木町2-9 MIT四谷三丁目ビル2F・3F
TEL:03-6868-3550
営業時間:ランチ11:30~13:30L.O.
ディナー18:00~22:00L.O.
定休日:月曜、日曜、祝日